◆ 日経拾い読み
- パートの主婦170万人保険料 ・・・社会保険適用拡大案、厚生年金の受給可能に
政府が検討中のパートへの社会保険(厚生年金・企業健保)の適用拡大案では、パートで働く主婦の負担と給付が大きく変わる。年収120万円の主婦が夫の扶養家族扱いを抜けて社会保険に入ると、保険料(本人分)はゼロから年16万円に増える。一方で老後は厚生年金を受け取れる。企業は負担増となり、なかでもパートの多い流通業は打撃が大きい。政府は3月の法案提出を目指すが、調整は難航しそうだ。
これはいくつかの問題をはらんでいるが、まずは徴収される掛け金以上に年金がもらえるわけではないという(つまり本人は現在の手取りが減ってその減った分を後からもらうだけなのでメリットがない)前提で、単純に現状国民年金や共済年金の負担が減り、厚生年金の負担が増えることを意味する。現状の年金制度は賦課方式(年金を支払う世代が受給する世代を支える構造)であるかぎりは、少子高齢化の進む現在では成り立たないことは明らかで、仕組みそのものを変えない限り破綻するに決まっている。パートや短期雇用者から年金掛け金を徴収したとしてももともと単価が低いのだから効果は薄いし、同額企業が負担するわけだからこれを嫌う企業はパートの削減に走らないとも限らず、そうなるとさらなる景気の鈍化が進むだけである。
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